2016年12月06日 投稿

L-カルニチンってなに?

L-カルニチンは、全身のあらゆる細胞に存在し、私たちが生きるために必要な脂肪からのエネルギー産生(脂肪燃焼)に欠かせない役割を果たしています。 20歳くらいをピークに少しづつ減りはじめ、中年になると若い頃の半分から7割程度にまで減ってしまい、高齢者では大部分が無くなってしまうことが判っています。 写真

L-カルニチンが不足すると?

カラダはL-カルニチンがないと脂肪を燃やすことができない仕組みになっています。 脂肪が燃やされるためには、脂肪内のミトコンドリアという燃焼炉に脂肪が運びこまれることが必要です。脂肪はL-カルニチンの手助けがないとミトコンドリアに入ることができません。ですからL-カルニチンが不足気味になるとそれだけ脂肪がエネルギーとして利用されにくくなります。 L-カルニチンが不足するということはまさしく脂肪が燃えにくく、溜め込みやすい(太りやすい)カラダになるということです。 写真

健康に大きく関わるL-カルニチン

脂肪を上手にエネルギーとして利用することができるからこそ、私達は日々健康で快適な生活を送ることができる訳です。L-カルニチンが不足して脂肪の利用がスムーズに行かなくなるということは、健康や美容にも悪影響が出やすくなる事を意味します。特に体内脂肪の過多は様々な生活習慣病への引き金になることから、体内脂肪量を適正に保つことは大切です。 L-カルニチンを体内で増やすと脂肪が燃えやすくなる分、糖分が節約され、空腹感がおこりにくくリバウンドを抑えながら無理なく適正な体重に近づけることができます。 またL-カルニチンは間接的にタンパク質合成を促進する働きがあるため、結果として蓄積脂肪を良質の筋肉組織に変えることができます。つまりL-カルニチンの摂取によって最終的に生活習慣病のリスクを軽減する方向に体調を導く事が期待できるという訳です。

L-カルニチンを減らさないために

L-カルニチンは、食事による補給と体内合成の両方で体内量が維持されており、L-カルニチンの体内合成量は健康な日本人で10-15mg程度と見積もられます。 身近な食品では羊や牛の赤身肉にL-カルニチンは多く含まれています。豚肉や鶏肉(脂身は除く)にも含まれますが、羊や牛と比較するとかなり少なくなります。また、植物性の食品にはL-カルニチンはほとんど含まれません。加齢と共にL-カルニチンの体内量が減ってしまうという現実を考えると、通常の食事と体内合成だけでL-カルニチンを一定量に保ち続けることは難しく、サプリメントを利用するのもひとつの方法です。摂取の目安量は吸収率などを考慮すると200mg以上の摂取したいところです。 写真

L-カルニチンのはたらきをより高めるには?

L-カルニチンと同様、加齢と共に減ってしまう物質としてはコエンザイムQ10が挙られます。脂肪燃焼にも不可欠な物質ですからこれが不足していてはL-カルニチンも活躍できません。COQ10は日常の食事からの補給が難しいのでサプリメントを利用する方が確実です。

L-カルニチンの安全性

L-カルニチンはもともと体内に当たり前に存在している上に、肉などで大昔から人間が食べ続けてきたものですから食事から摂取する分は基本的に安全です。サプリメントの製法は大きく二つに分けられます。ひとつは微生物発酵を利用した製法で、天然型(L体)のL-カルニチンのみが生産されます。もう一方は有機合成法です。安く作れるものの異性体(D体)が混じってしまうという欠点があります。 微量ですが異性体は正常なL-カルニチンの働きを阻害してしまうので、「発酵法」と明記している商品をお勧めします。